「クラブ活動を楽しみましょう」

学園生活の中で、ぜひクラブ活動を楽しんでください。体育クラブ、文化クラブ、同好会を含め、参加してください。同じクラスの友達も楽しい仲間ですが、クラブ活動を通じて得る友達、先輩、後輩も得難い一生の仲間となります。そして、その活動を通じて、勉強とはまた一味違った達成感を得る面白さ、喜びを得ることができます。

どんなクラブ活動であれ、団体で行うものも個人で行うものも、クラブである以上は「人の集まり」つまり “Team” です。同じ目標を共有した者同士が協力し合うことは、教室での学習とは違った楽しさを教えてくれるでしょう。

「協調性」という言葉がありますが、これは「個」を抑えてまで、皆と同じように振る舞え、ということではありません。ラグビーで言われること(元はある学者の言葉)ですが、” One for all, All for one” という言葉があります。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。この言葉を聞くとき、そこに含蓄されているものは「信頼」という、チームの一体感、つながりであると感じます。クラブ活動を通じて、そうした「みんなで一緒に、一つの目標を目指す」という真の「協調性」を体感し、そしてそれを身につけてください。

また、そのためには当然、一人一人の努力が大切になってきます。例えばバレーボールですが、まずサーブから始まり、そのサーブをレシーブして、チームのコントローラーであるセッターにできるだけ良いボールを戻すことから、チームの全員が「攻撃」という同じ目的をもった行動に入ります。もし、レシーブのボールが反れたら、ほかの誰かがそのボールを捕るために動きます。みんな、ボールを上手くレシーブするために、また、仲間のプレーをカバーするために練習します。

スパイカーもブロッカーもみんながつなぐボールを相手のコートに落とすために、一人一人が練習を積み重ねて技術を高めていきます。これは少々古典的な運動生理学かもしれませんが、練習と技術の向上は一直線の正比例の形とはならず、階段型の上昇曲線を描くそうです。つまり、いくら練習しても上手くいかない踊り場のような時期が続き、それでも練習していると、ある時「それができる」ようになるということです。その時、「あっ、できた!」という達成感が味わえるのです。

自転車で経験ありませんか。なかなか一人で乗れなかった自転車に、気が付いたら一人で乗れていたでしょ。

スポーツだけではなく文化クラブでの活動でも同じ楽しさを体感できますよ。習字でどうしても上手く書けなかった文字が、ある時、スッと筆が運べて書き上げられる瞬間。

はい、ここでも同じことを言います。「そのためには、具体的な目標を持った、継続の力が大切です」と。

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