理事長ブログ

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  • 「ボーダーレスの世界 主役は生徒のみんな」

    今や世界は「ボーダーレス」、と言うよりも、高速移動、インターネットの普及により、世界地図の形は大きく圧縮されたものになっています。特にインターネットの普及によって私たちは、あたかもテレパシーと千里眼(ちょっと古い表現…)を手に入れているようなものです。

    世界のあらゆる場所をリアルタイムで見る事ができ、世界のあらゆる人とのコミュニケーションが可能になっています。我々日本人にとって、もはや「海外」という言葉は意味を失っているのかもしれません。世界はすぐそこにあります。

    私はかつて留学生として、またビジネスマンとして、米国、カナダ、メキシコ、バーミューダ、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ジャマイカ、ベネズエラ、コロンビア、韓国、台湾、中国、フランス、イギリス(この辺にしておきます…)等々、世界50ヶ国以上を訪れました。そして、国や言葉、肌の色など関係なく、全ての人とコミュニケーションができたのです。

    人はみな同じなのです。そんな当たり前のことを強く実感しました。今や、それを現実のものとして、世界中の人が共有しています。

    かつては「海外へ行く」ということが、とても特別な事でした。「憧れ」でもありました。しかし、今の生徒の皆さんにはそんなものは遥か昔の事であり、今や「世界」は皆さんのすぐ隣にあります。そして、その世界で主役になって行くのは皆さんです。それはどういう事か。

    つまり、「自分の可能性が、途方もなく広がっている」という事です。既に世界は「憧れるもの」ではなく、そこに立っています。

    Hello, World!

  • 「“私学研ホンマノオト”のブログに、麹町学園が紹介されました」

    先日、私立学校研究家の本間勇人先生が麹町学園を訪問され、早速そのブログ「私立学校研究 (c) ホンマノオト」でわが校をご紹介いただきました。

    ブログ記事のタイトルは「麹町学園女子 創造力が開く空間」。

    本間先生は中央大学の法学部を卒業され、同大学の大学院修士を取得されています。日能研でカリキュラム・評価開発に従事され、その後NTS教育研究所を設立。Honda「発見・体験学習」など、学習プログラムをデザインされ、現在は私立学校研究家として、執筆・講演活動を行われ、教育問題の核心をつくブロガーとしても活躍されています。

    まず本間先生が目をつけられた麹町学園の特長は、「空間の豊かさ」。建物としてもさることながら、オブジェや絵画、机、ルーフ庭園等々。それを称して「豊かな感性の空間」と称していただいています。

    麹町学園は校内に「生徒が自習できるスペース」として、そのためのコーナーを図書館の一画やメディアラウンジの中などに作っています。様々なコンセプトを取り入れ、それを生徒たちが自由に「好きな場所を選べる」ようにするためです。それを「創造力が開く空間」として、わたしたちの考えをご理解いただき、具体的に生徒たちの創造力育成につながっているとご評価いただいたのは、誠に嬉しい限りです。

    また、麹町学園の「みらい論文」を「圧巻」と評していただいたのも、まさに光栄の至り。これは、中3・高1の2年間をかけて10,000字の論文を作成するというものです。各生徒が自分で選んだテーマに沿って考えをまとめ、それを専任の教師全員がサポートします。それは「なぜ?」を繰り返し、「考える力」を養うとともに、それをやり遂げる「達成感」によって、「自信」を自らの内に醸成するためのプログラムです。

    これが、その後の2年間の学校生活の中で生徒たちの「大きな成長力」の源になっている事を、わたしたちは身をもって感じています。

    詳しくは、是非とも「私立学校研究 (c) ホンマノオト」をご覧ください。

  • 「夏のクラブ体験 参加者の方々の声」

    7月27日(日)に実施した「夏のクラブ体験」にご参加いただいた方々のアンケートを読んでいます。これは、麹町学園の運動部・文化部の活動を、ご希望のお子様と保護者の方に体験していただくというもので、学校の生徒たちが中心となって皆様をお迎えします。

    授業はもちろんですが、このクラブ活動も教育の一環として、生徒の成長には欠かせないものです。学習とは違った「克己心」「向上心」を養い、「達成感」を覚える場です。その活動の場を直接体験していただくのが「クラブ体験」です。

    その参加者の方々のご意見を聞いて思う事なのですが、今の私の歳になれば少々年齢に差があろうが、それほど目線が変わる事はありませんが、子供の頃は当然ながら、身体的な成長が違いますので、小学生にとって中学生・高校生となれば、遥かに大人という感じがします。その「お姉さん」たちとクラブ活動というものを、午前・午後に分けて、それぞれに体験していただきますが、水泳部にバトミントン部、新体操部、バスケット部、ダンス部、そして吹奏楽部、クッキング部、演劇部等々。みな、お子様たちにとっては「イベント」です。

    短い時間で技術をマスターするのは難しいのが当たり前なのですが、吹奏楽部では楽器が上手く扱いきれず、それをお子様が悔しがっているとか、バスケット部ではシュートを入れたかったとかというご意見を見て、微笑ましいと同時に、なかなかに頼もしいとも思います。

    その様子を写真にとってお送りした事には「よい記念になる」との声を多くいただき、大変に嬉しく思いました。ただ、アンケートですから良い意見ばかりではありません。演劇部の劇で、セリフが長すぎるとか、練習不足をご指摘されたり…。もちろん、保護者の方の目線ですけど。

    はい、厳しいご意見も大歓迎です。生徒ともども教師も、勉強にクラブ活動に、精進してまいります。

    ぜひ、ご一緒に。

  • 「日韓教育文化交流 学校はテーマパーク」

    日韓教育文化交流事業の方々が麹町学園を見学にいらっしゃいました。

    韓国からは韓国教員団体総連合会から11名。日本側は、日本教育連盟の方々が16名で、総勢27名。麹町学園が見学の対象になったのは、韓国側の方々が「都会の中にある学校施設」に興味を示されたのが理由の一つだそうです。

    麹町学園は大都会東京のまん真ん中にあります。簡単に学校の概要と教育方針をご説明し、校舎施設をご案内しました。学校の施設が明るくきれいに管理されている事、特に、室内プールには強い関心を持たれたようです。

    私が、学校についての説明をした時、かつてのビジネスマン時代のユニバーサルスタジオでの仕事に絡めて、「学校は、テーマパークです」とお話をした事に非常に興味を示していただけました。テーマパークとは「期待を上回る夢と感動の世界」、そしてそこで「様々な思い出」を作り、我々はゲスト(=生徒)の「安心、安全」を守り、お互いにルール(=学校の校則)を守って楽しんでいただけるように努めます。

    もちろん、エンタテイメントと教育の本質は違いますが、学校という施設、その設備、教師たちが、生徒と共同で「一つの世界を創る」という点には共通点があります。特に世界屈指の大都会の中にある学校では、その都会に埋没しないような「世界」を作り上げなければいけません。

    そのためのキーワードは「取り込む力」です。社会、そして世界に対しても臆する事のない気質作り。

    部活動や自習のために登校していた生徒たちがキチンと元気よく挨拶した事に好印象を持っていただけたようです。

  • 「社会に出た女性たちの目に映る“ガラスの天井”」

    ガラスの天井という言葉を耳にされた事のある方は多いと思いますが、つまりは社会に出て働く女性たちが突き当たる「見えない障害」という事です。これは日本だけではなく、世界中いたるところで見られる事実です。

    麹町学園が設立されたのは明治38年であり、当時は今よりも残念ながら女性の社会的な地位が低かったと言わざるを得ません。その時代にあって、私の祖父が女子教育の必要性を強く感じ、志を持って一世紀を超えるこの学園の歴史の嚆矢となりました。

    いまだにガラスの天井は容易には破れません。しかしながら、いつの日にか、必ず破ることができます。できる筈です。今、世界で女性がリーダーとなって、時代の変革の中、自国の先導役を担っている国が増えてきました。この傾向はまだまだこれからも続くと考えます。ベンチャーと呼ばれる企業の創設者の中にも女性の姿を多く見つけることができます。学園創立の時代から考えれば、まさに隔世の感があります。ガラスの天井は確実に薄くなってきています。

    と言いましても、決してガラスの天井を破る事が、ただ単に男女が肩を並べるという事だけではないと思います。その本当の意義は、女性たちが社会の中でそのガラスの天井を打ち破るという力をつける、その事にあるのではないでしょうか。

    いずれ必要になる、そのための力を養う事が我々の至上の使命であると考えます。

  • 「私が女性の可能性に気付いた時」

    唐突ですが、かなり昔の定番謎々に「車の中で180円の部品があるけど、何?」というものがありましたが、ご存知の方はもうあまりいらっしゃらないでしょうね。答えは「ハンドル(半ドル)」です。1ドルが360円の固定レートだった時代のなぞなぞです。

    1973年に円は変動相場制となり、今や日本経済の力はその当時とは比べ物にならないくらい強くなり、1ドルも100円前後の時代です。この話はまだ冒頭のなぞなぞが通じる時代、1957年の事です。その頃は日本経済も本格的な高度成長に入る前の時代です。

    私はAFS(高校生の交換留学)に参加する機会に恵まれ、まだ、日本では海外に行くことが一般的ではなかった時代、各国の人々に接する事ができました。AFS参加者の半数が女性でした。その中で強く感じた事は「女性の可能性」、つまりポテンシャリティの高さです。

    そこでは、後に一国の外務大臣になった方や、大手企業のトップに立つほどの女傑たちがまだ若い日を過ごしていましたが、とにかく「できる」女性たちが目立ちました。ビジネスの世界に入ってからイランやベトナムなどの駐在経験で、その自分の若き日の思いはやはり間違っていなかった、という感を強く持ちました。

    その女性たちの「できる」所は何か? それは学習能力もさることながら、特筆すべきは「高いコミュニケーション能力」でした。自分の考えを臆することなく主張し、その上で相手の考えに耳を傾けてそれを理解する。決して自分の考えを相手に押し付ける事はありません。

    これは個人的な思いなのですが、「女性が強いほど」、物事がスムーズにうまくいくようです。女性が世界を牽引する日は、近い…?

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