理事長ブログ

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  • 「英語は歌で覚えよう」

    秋も深まってきました。
    学園祭も終わり、校内は勉強に取り組みやすい落ち着いた雰囲気です。

    麹町学園のインターナショナルラウンジに、まもなく英語の歌が歌えるカラオケ装置が設置されることになりました。東洋大学の総合情報学部の教授が研究テーマとしてとりくんでおられる、このカラオケ装置は、業界大手の第一興商が開発したソフトです。

    特長は歌詞にふってあるルビが発音通りになっているところです。従来のカラオケでは英語の歌詞が単語1つ1つの発音のまま、カタカナでルビが打たれています。それを目で追って歌うと字余りになってたいへん歌いにくくなっていました。

    新しいカラオケ装置は英語の歌は苦手という意識を無くせますから、歌い慣れるとスムースに英語が口にでてくるようになるでしょう。

    私も中学生高校生時代、英語は歌で覚えたと以前にも少しお話をしましたね。

    大学卒業後は住友商事に就職して、世界中を翔びまわりましたが、例えば、ベトナム駐在の時にカラオケで覚えた歌のメロディがいまだにふと口からついて出たりします。

    麹町学園では、昨年から毎朝10分間の音声活動を行っていて、いつもその最後に英語の歌を歌います。

    ともかく、外国語は声に出すことが上達の何よりの有効な手段です。

    私は日頃から「度胸70%、ボキャブラリー30%、まず、声に出して英語で話してみよう」と言っています。

    尚、カラオケボックスなどではジャンル・曲数も多数ありますが、学園では英語の歌(数百曲)しか選べないことになります。

    この新しい取り組みによって、生徒達がインターナショナルラウンジに足繁く通い、ネイテイブの先生たちとの交流も盛んになって、やがて話す力も身につくものと期待しています。

    楽しい空間、私も待ち遠しいです。

  • 「インターナショナルラウンジで」

    勉強・スポーツそして行楽にもベストシーズンとなりました。

    9月30日、10月1日の2日間にわたる葵祭(学園祭)は麹町学園の行事の中でも体育祭と並ぶ大きなイベントです。生徒会が中心となって夏休み前から企画をして、いよいよ本番の日の準備にアクセルを踏み込みはじめました。PTA、同窓会、後援会の皆さんも張り切って準備をされています。

    そんなある日、私は3階のインターナショナルラウンジに立ち寄りました。

    今学期から、ALT(AssistantLanguageTeacher)の先生は二人となりました。昨年アイルランドから来られたキット先生と今年ニュジーランドから来られたシャーロット先生です。

    その日もいつも通り、お二人がラウンジにいらっしゃいました。お二人の先生の英語は発音も美しく、英会話の初心者の生徒たちにもわかり易いです。

    赤いリボンの中学生が二人いて、海外の雑誌に目を通していたので、

    “Hi, How are you?” と英語で声をかけたところ、

    即座に “I’m fine thank you, and you?”

    と英語で返してきたのですが、そのやりとりが、タイムリーで自然なのに驚き、うれしく思いました。

    そのついでに「雑誌は次のページへと送る所作をこうしてゆっくりとエレガントにしてみるのはどう?」と、私が彼女たちと同じ高校生の時に、英会話の先生から教えて頂いた捲り方を生徒たちに示して上げました。

    このブログではご説明しづらいですが、二人はすぐにその動きを身につけてくれました。
    そんな二人の嬉しそうな顔を見て私も楽しい気持ちでラウンジを後にしました。

    英会話の力がつくと同時に、レディとしてのマナーも身について一挙両得といえるでしょう。

    麹町学園の建学の精神がここにもあります。
    みなさんが聡明、端正な女性に育ってくれますように!

  • 「その後のEnglish音声活動」

    以前に、今年度の4月から麹町学園が取り組んでいる英語の音声活動についてご紹介しました。活動のその後ですが…。

    160428音声活動毎朝8:30に「コケコッコ―!」の合図が、全教室に流れ、音声活動が始まります。

    この音声活動も3か月目に入り、生徒たちは、もう十分に慣れてきて、プロジェクターの画面を見ながら、自然に声を出し、そして楽しそうに歌をうたっています。

    インターネットで「Skype(スカイプ:オンライン通話)」を使ってフィリピンの先生と英会話をしている様子は、見ていても楽しいものです。

    最近中学生の中で、廊下ですれ違うと必ず”Good Morning”とか”Hello! How are you?”と、自然に明るく、英語で挨拶をする生徒がいて、目に見えて効果があるのは嬉しいことです。

    学年、クラスによって多少の違いがあるでしょうが、時間の経過と共に全体のレベルが上がることを期待しています。

    160710音声活動また学園内の階段、ホール、廊下などに英語の格言カードも貼り付けてあります。

    有名人の格言カードの中で使われている英単語はそれほど難しくありませんが、短い言葉の中に含蓄のある、なるほどという内容のものばかりです。

    その例をいくつかご紹介します。

    Knowledge is power.(Francis Bacon)
    知識は力なり。

    Self-trust is the first secret of success. (Ralph Waldo Emerson)
    自分を信じることは成功への第一の秘訣。

    In the middle of difficulty lies opportunity.(Albert Einstein)
    困難の中に、機会がある。

    All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them.(Walt Disney)
    全ての夢は叶う。もし追いかける勇気があるなら。

    It’s easy if you try.(John Lennon)
    やってみれば簡単。

    You can always become better. (Tiger Woods)
    君は、いつでもより良くなれる。

    このように学園全体の日常の中で、英語が生徒達の目に触れ、繰り返し口に出すことで、英語の響きの美しさを感じ、その言葉の意味を考え、フレーズが自然に体の中に浸みこんでいきます。

    英語に限らず、「言葉」とは本来そういうものであり、人は皆、そうした言葉への感受性を持っている筈です。

    麹町学園の生徒が心ゆたかな人に成長してくれることを楽しみに。

  • 「朝の英語の音声活動」

    160428音声活動新学期が始まりました。

    新年度のオリエンテーション期間も終わり、本格的に授業が始まりました。

    新入生の面持ちにはまだ緊張の色がうかがえます。在校生も新しい学年での学園生活がスタートします。

    今年度、私が楽しみにしているのは麹町学園の新しい試みのひとつである「朝の英語の音声活動」です。

    これまでも「レシテーション(recitation:英語の暗誦)」は行っていましたが、これはコンテスト形式の催事でした。今年度から始まる「音声活動」は、日々の授業の一環として行う活動です。

    どのような様子か気になり各階の教室を覗いてみました。

    始業前の10分間、全学年一斉に教室の前のボードのスクリーンを見て、ネイティブの英語を聞き、それを生徒たちが繰り返して声に出して練習しています。英語の歌をうたっているクラスもありました。

    この、麹町学園の英語教育としての新しい試みである「音声活動」とは、英語を声に出して喋ることを習慣付けるための活動なのです。

    私は生徒たちのその様子を見ていて、自分の高校生時代を思い出しました。

    英語は好きな科目で、歌で覚えたものです。英語の勉強には語彙力も大事ですが、口に出してみなければ実践的なものとはなりません。高校、大学生時代、第二語学はフランス語で、読み書きはそれなりにできたのですが、勉強に費やした時間の割には、身につかなかったという思いが残っています。やはり、口に出して喋る機会が少なかったからでしょう。

    社会人となってさまざまな国を訪れ、日常会話ができるように努力を重ねました。

    イランに駐在していた時は、ペルシャ語の先生の声をテープに録音して通勤の車の中でそれを何度も反復して口にし、覚えたものです。ベトナム語は歌で覚えました。バラード系の曲をカラオケで歌いながら。

    そんな自分の経験から言っても、麹町学園の「音声活動」は、使える英語を身につけようという実践的な取り組みであり、理に適っている活動であると実感しています。

    英語科特別顧問の安河内哲也先生の熱のこもった指導と相まって、その成果が表れるのが楽しみです。

    以前にも書きましたが、沈黙から「使える英語」が身につくことはありません。

    「英語は7割が度胸、ボキャブラリーは3割!」。

  • 「Miss.アレックスの挨拶 “どうぞ、よろしく”」

    二学期の始業式を迎え、朝の玄関で久しぶりに生徒たちと”Good Morning”の挨拶を交わしました。生徒たちの元気な挨拶に清々しい気持ちになります。この「挨拶」がキチンとできることは皆さんの財産ですよ。以前にも書きましたが、挨拶はまず「お互いを認める」ことであり、そこからコミュニケーションが始まります。

    始業式140901_200本日の始業式で、カナダのケベックからお迎えした留学生を全校生徒へ紹介しました。アレックスという名前で、麹町学園の制服がよく似合っています。アレックスは一生懸命覚えたのでしょう、日本語で全校生徒へ「どうぞ、よろしく」と挨拶をしてくれました。生徒たちは喜びの笑顔で、大拍手を持ってアレックスを迎えます。

    アレックスは、フランス語、英語、ポーランド語の三カ国の言葉に堪能である事を紹介すると、全生徒から驚きの反応。私は学校を代表してウェルカム・スピーチをしました。英語で。「麹町学園への第一印象は?」「趣味は?」など、いくつか簡単な質問をすると、少し緊張しながらも、笑顔でハキハキと応えてくれました。そうしたアレックスの姿に、どこか憧れのような思いが生徒たちの表情に浮かんでいました。

    麹町学園は、海外に留学生を送り出す事にも力を入れていますが、留学をしなくても国際交流の場を生徒たちに提供できるよう、留学生の受け入れにも積極的に取り組んでいます。

    国際交流といっても、そんな肩肘張ったものではありません。先に述べた通り、色々な国の人が、まずお互いに挨拶する事から日常的なコミュニケーションが始まるのです。

    アレックスには、ぜひ部活動に参加してもらいたいものです。

  • 「英語は度胸が7割 沈黙はダメ」

    この夏からニュージーランドへ3ヶ月留学する生徒たちを校長室で激励しました。英語が既に堪能な生徒ではありません。これから、それを学びに行くのです。これは私がいつも言っていることですが、英語は「コミュニケーションの道具」です。英語に限りませんが、外国語はとにかく声に出してみる事から身に付くものです。度胸7割、ボキャブラリー3割の世界です。これは私がかつてのビジネスマン時代に、ペルシャ語やベトナム語を覚えた経験から断言できることです。

    とにかく、最初は戸惑うのが当たり前ですが、何としてでも勇気を出して言葉を口に出すのです。沈黙はダメ。何も考えていないか、相手を無視していると取られかねません。つまりコミュニケーションが成立しないという事です。外国の人は、自分たちの言葉を一生懸命話そうとしている他国の者に、敬意と好意を表してくれます。

    解らなくても、だんまりはダメ。”Let me see… Beg pardon?”(えーっと… 何とおっしゃいましたっけ?)とか、”What should I say…”(何て言ったらいいのかなぁ…)と、つなぎの言葉を入れます。そして、口を横一文字に閉じて”mmmmm…”とワンテンポおいて、やおら自分の考えを話し始めます。これが会話の流れというもの。はい、コミュニケーションは途切れずに進みます。

    私の朝の挨拶 ”Good morning!” に戸惑いながらも答えてくれた生徒たちの中で、最初「先生、私、英語は苦手」と言っていた生徒がいましたが、いまや英検3級を目標に頑張り始めています。

    あくまでも一般的な傾向ですが、女子は言語能力が高いと言われています。

    ニュージーランドから生徒たちが帰ってくる3ヶ月後が、楽しみです。

  • 「朝です。Good Morning !」

    自慢ではありませんが、私は早起きです。朝の爽やかな時間は余裕を持って楽しみたいものですから。そして、私の学園での一日は玄関の前に立つことから始まります。生徒たちを迎えるためです。皆への挨拶は「Good Morning !」。

    誰もが知っている英語ですが、慣れていない生徒はこの私の挨拶に最初は戸惑い、照れたような仕草を見せます。中には嫌がっている生徒もいるのでしょうか。しかし、私はひるみません。生徒とのコミュニケーションは「挨拶」から始まります。

    しかし、なぜ「おはよう」ではなく、「Good Morning !」なのか。確かに英語ですが、特段の言葉でもありません。世界中の朝にあちこちで交わされる言葉です。「Hello」も「Hi」もありますが、挨拶はまず相手を認める行為です。以前に世界の様々な国をビジネスで訪れましたが、コミュニケーションの最初は当然ながら、まず挨拶です。相手を認め、そこからビジネスは始まります。コミュニケーションの基本。

    私は学園の方針として、これからの教育には「英語」が不可欠であると考えています。英語はそれほど特殊なものではないのです。特に日本人の場合、知識は十分に持っているのに、口に出てこない。国民性なのか、口に出すのをはにかむ人が多いですね。英語はコミュニケーションのための道具です。まずは、口にしてみる事が一番。

    最初は戸惑い、照れていた生徒たちも慣れてくると、元気に「Good Morning !」と応えてくれます。

    OK !それでいいのです。明るい挨拶は、相手の胸に飛び込み、コミュニケーションの扉を開いてくれます。

    「朝です。Good Morning !」。