高大連携講座ー共立女子大学出張講義ー
高校
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7月から9月に実施したニュージーランド3カ月留学に5名の生徒が参加しました。
留学では、現地の高校に通いながら授業を受け、ホストファミリーと共に生活することで、英語力の向上だけでなく、異文化理解や自立心を育むことを目的としています。
現地校では、音楽・アート・フードテクノロジー・ダンスなど、多彩な選択科目を履修しました。
授業は実践的で、仲間と協力しながら作品を仕上げたり、演奏を披露したりと、主体的に学ぶ姿が見られました。
ホームステイでは、家庭の一員として過ごす中で、日常会話や文化の違いを肌で感じる毎日でした。
料理を手伝ったり、週末に家族と出かけたりと、温かい時間を積み重ねながら、自然に英語でのコミュニケーション力を磨いていきました。
生徒たちは「最初は不安もあったけれど、挑戦して本当によかった」と口を揃えます。
海外での経験を通じて、自分の意見を伝える勇気、異なる価値観を受け入れる柔軟さ、そして未来を自分の手で切り拓く力を身につけました。
この3ヶ月で得た経験を活かし、これからの学びや進路選択に確かな自信を持って臨んでほしいです。
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麹町学園には、生徒が社会とつながりながら未来を考える探究学習「みらい科」があります。
高校2年生ではその一環として、企業や団体とコラボレーションし、社会課題をテーマに学んでいます。
今年度は、コスメティックブランド「ロクシタンジャポン」とのコラボレーションを実施しています。
ロクシタンが掲げる「6つの約束」を軸に、3回の特別授業が9月におこなわれました。
9月3日には、ロクシタンジャポンの担当者から「伝統的技術の継承」についてお話を伺いました。
地域に受け継がれる技術や文化を商品づくりにどう活かしているのかを知り、伝統を未来につなぐことの意義を学びました。
10日には、NPO法人ウィメンズアイの方から「女性の自立支援」に関する活動を紹介いただきました。
被災地や地域での取り組みを通じて、ジェンダー平等や地域社会の課題に対する理解を深めました。
17日には、一般社団法人日本視覚障がい者美容協会の方にお越しいただき、「視覚障がいへの取り組み」をテーマに授業を実施しました。
視覚障がいのある方と一緒にワークを行い、当事者の視点から社会を考える貴重な体験となりました。
3回のプログラムを通じて、生徒たちは多様な社会課題に触れ、学びが社会と直結していることを実感しました。
こうした体験が、自らの未来をデザインする力を育む大切なステップとなっています。