防災ワークショップ

中学高校

9月21日(水)に「防災ワークショップ」を開催しました。
首都直下型地震や南海トラフ地震などで学校で被災したことを想像して、より安全・安心な状態で自分の身を守れるようにするための意識づけをおこなうことを目的におこないました。

5時間目は、「NPO減災教育普及協会」理事長の江夏猛史様よりオンラインでご講演をいただきました。
起こりうる想定外の災害において、生き残るために必要なことを教わりました。
例えば避難訓練でよくおこなわれる「机の下に隠れて頭を隠す」行為ですが、窓ガラスが割れたり天井が落ちてきたら意味がありません。
つまり「被害を知る」ことが必要で、防災(災害を防ぐこと)ではなく「減災」の意識を持つことを教わりました。

6時間目は、被災して校内に留まることになった際、より安全・安心に校内での生活を過ごすためのマイポーチを準備するワークショップをおこないました。
高校2年生をリーダーとして、4~5人1グループの縦割り班をつくり、ポーチの中身を考えていきました。
本校には3日間過ごせる食料と水などを備蓄しています。
事前に江夏先生から「学校にあるものはポーチに入れても意味がない」と言われたため、どの班も何を入れればいいのか懸命に考えていました。

教員も「減災」という意識を持っていませんでした。
今後の避難訓練などで今回学んだことを活かしていきます。

NPO減災教育普及協会のHPはこちら
https://gensai.or.jp/

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